miyaniyanのブログ

ここでは日常生活の雑感を。 

レガシーな技術者の交流

汎用機で全盛をすごした人たちにとっては、汎用機をOS,ミドル含め開発する人たちと、それを適用する人たちの限られた中での技術者交流だったのはないかと思う。

たとえば、A社が独自の汎用機を製造していた。OSも自社開発、ミドルも。。。言語はCOBOLだけどDBも独自。アプリケーション開発をする人たちは業務をいかにコンピュータ上に落とし込むかに集中していた。だから、技術者にはインフラというか、、、(汎用機時代ってそういわなかった気がする)、基本ソフトと周辺ソフト(環境ソフトともいったかな)、ミドルも含めて。とにかく、アーキテクチャを構成する基本的な部分の技術者と、アプリケーションとして適用する技術者の関係。

ほぼ、閉じられた世界であり、顧客も、A社を採用したら、A社アーキテクチャと技術者、って世界に閉じ込められた。

今は、ハードベンダ、基本ソフトベンダ(もしくはコミュニティ)、ミドルウエア、DB、周辺ソフト、などなど各種いろんなところでいろんな技術者が開発したものを統合した上で、アプリケーション適用することになるわけ。
そうなると、各技術者は、同じ会社同士での会話でもなく、同じアーキテクチャ範囲での話でもなく、ある程度標準化されたアーキテクチャや技術を軸に、お互いが標準の世界を意識しながら技術交流を図ることが当たり前になっている。

その気になれば、プログラム言語でも、WebAP開発でも、ソーシャルメディアアプリでも、スマフォアプリでも、DBでもなんでも使えるし開発できるんだから、すごい世界。
こんな中、社内ではどうだとか、社内でもできていないとか、浸透していないとか、ちょっと違うような気がするな。

技術の世界の流れが社内の動きよりも早く、それとどうお付き合いしていくか、(すべてを迎合するって意味じゃなく)が避けられない課題にもかかわらず、あいかわらず、いろいろいいわけしているし。

ちゃんと勉強して、自分なりの哲学というか、主張を持った上で、周りの技術への対応を決めるぐらいの気持ちになってほしいなあ。

(だからといって、社外活動でいろんなことが話せて、相互に研鑽できてよかった、と思う動きもあまり好きではないけどね、、、自分なりの考えをまとめていくのが大事かと。これもレガシーなのかも)