miyaniyanのブログ

ここでは日常生活の雑感を。 

2011-01-01から1年間の記事一覧

アーキテクチャリングとアーキテクト

モデリングと違った意味で、アーキテクチャリングという言葉を使うケースが増えた。モデリングって言葉は皆使うだろうけど、アーキテクチャリングって、あまり聞かない。で、たまたまある人が言っているのを聞いて、これは自分の思うイメージに近いと感じて…

コンサルなら

久々に書くのに、開発技術のことじゃなく、コンサルタントのことだというのはつまらんが・・・コンサルタントで、エクセル表で課題管理をして、要件つめるのに、エクセル表上でやっている人がいるってのは、にわかに信じられなかった。別にパワポがいいって…

ゴールはあっても達成条件が想定されていない戦略などいらん

と長い、タイトルになったが、まさにそうだよ。戦略を達成するには、今、はやりの なんとか力を強化すること、っていうんだけど、なぜ、それなんだ?ってところを明確に言わずに、なんとくいっているだけ。ゴールの数値、つまり、経営の何パーセントがどうい…

プロセスづくり

いい加減、わからないのかな、これだけが特別でないこと。なんで、そこだけ助けて欲しいというのだろう。 プロセスなんて、作り方、作るだめの段取りだから、どういう考え方で、このシステムをどう作っていこうか、っていうそもそもの方針を決めちゃえば自然…

俊敏性についての誤解

アジャイルって言葉が出てきて、さて、日本語にはどう訳す?ってことで、とりあえず(僕は英語の弱いのだけど)、俊敏なとかになったらしい。また、ビジネスの世界でも、アジリティを高めるとか、ケーパビリティをどうのこうのとか、ま、あまり直接心に響か…

プロジェクトをコンピュータ上で実行してみる

単なる思い付き。(システム開発)プロジェクトを構成する各要素を、ある処理系にかけて実行したとしたら、・どこにバグが潜んでいるだろうか。・どこに性能ボトルネックが潜んでいるだろうか。などと考えてしまう。

SIエンジニアは必要だが、SI組織はおわった・・・(あるつぶやきから考えたこと)

「僕はSIエンジニアが終わったとか全然思わないし、お客様と話していてSIという業態が終わったとは思えない。価値ある新しい技術に、皆興味があり提案欲しいと思っていて、現場はそのニーズを正確にとらえている。だけどその活動を組織で進めるSI会社という器…

ユーザー企業の内製化はほんとうにいいのか。

ま、そう思うんだといいんだと思う。 結局、システム運用費用をどう見るか、開発費用をどう見るか、迅速性(俊敏か)をどう見るか、価値の設定による。もっといえば、企業が求める情報システムへの期待度、ビジネスとしての依存度など、によって決まる。だか…

要員編成で気になったこと。

制約理論から、CPPMというプロジェクトマネジメントの形が発展的に出てきている。これは、計画とコントロールの仕組みに重きを置いていて、制約とバッファという考えを中心に、マネジメントする。しかし、一定の要員、計画を前提にしていると思える。が、現…

開発工程の範囲

どうも要求定義や要求開発、ビジョンとかミッションとかを考えようとするのは開発プロジェクトの責任ではない気がする。本来、別の軸や文脈できちんと語られるべきだと思う。もちろん、、IT化を意識する以上は、それを開発へ伝える責務はあるだろうと思う…

トンカチにとってすべての問題は釘に見える

早い段階で品質をチェックしたい。 だからといって、設計書のページ数に対するレビュー後の不具合指摘数を基準とするのはどうだろう?これは、イテレーション開発の品質を考えるときに出たある品質保証の考え方の話だ。小さな開発の集合となるイテレーション…

レガシーな技術者の交流

汎用機で全盛をすごした人たちにとっては、汎用機をOS,ミドル含め開発する人たちと、それを適用する人たちの限られた中での技術者交流だったのはないかと思う。たとえば、A社が独自の汎用機を製造していた。OSも自社開発、ミドルも。。。言語はCOBOLだけどDB…

要求開発なんとか

実体はあまり知らずにいう。要求を開発するってのがよくわからん。要求は要求。潜在的なものもあるし、時間とともに明らかになるものもあるし、学習した結果変化するときもある。 だから開発するっていうんじゃない。要求を捉えるってほうが近いけど・・・要…

レガシーな開発

レガシーシステムっていうと、さて、皆どう思う。 やっぱり汎用機のシステムだろうか。安定しているけど、最新技術への追随がやや遅いのと、改修にかかる費用が結構かかる、って感じか。もうひとつのオープンレガシーってのもあって、クラサバ時代の画面−デ…

クラウドコンピューティングについて

クラウドは、コンピューティングモデルの変化。 それそのものが何かを生み出すということではなく、 新たなビジネス機会を創出する、と考えると・・・たとえば、これまでのコンピューティングモデルでは、どうだったんだろうって思うよね。http://www.kyoei.…

全体最適への勘違い

全体最適を、全部最適と思う人がいる。それは違う。全体を最適化するということは、部分的な無駄を許容するということだ。稼動していない時間が、“悪”であるような、組織評価の考え方って、部分最適の顕著な例。 全体最適の観点からいえば、稼動していない時…

ソリューションは単品ではない

最近思うのは、 一時流行ったITによるソリューションパッケージのように、ERPを入れれば、すべてOKとか、CRMでは、SFA、CTI、って単独の商品だけで勝負することは難しくなってきているということだ。導入を考える顧客も、いい加減、IT業界の“バズワード”的な…

顧客のビジネスを語るぐらいでないと

客のビジネスを語れるように努力していかないと、なぜ、このようなシステム要求がくるのか、要求が変化するのかがわからない。

エンジニアの楽しみは創造と達成か

プログラミングやっているとき、あのAPIを使ってとか、こういうアルゴリズムを実装して、キャッシュメカニズムを取り入れて、高速な処理を実現するとか、いろいろ工夫するのは楽しい。ビジネスアプリケーションの処理をルールに従って作るというよりも、…

逆の発想に関連して

ゴルフの場合。 肩の力を抜いて、というと、ますます堅くなって、腕に力が入ったりする。 そこで、肩じゃなく、足を踏ん張るようにっていうと、自然に肩の力が抜ける。不思議なもので、意識をそこにもっていけばいくほど、思うようにならないことはある。 ほ…

逆の発想が大事

地震の津波を正面から受け止めた防波堤が粉々になった。今後は、20Mの津波にも耐えられるようなものを作らなければいけないことになるのか。それはそれで、景観や漁業とか含め難しいことなのかもしれない。 じゃあ、衝撃を和らげる、逃がすような方法ってな…

基幹系システムを作るのは誰だ

顧客側を支援するコンサルたちへ。システムをつくりあげるってどういうことかわかってんのかね? これまでSI会社や汎用機系ベンダが中心になってやってきた。 いまも、大きなプロジェクトになれば、機器やソフトのベンダを含め、 プログラムを書く人たち、全…

顧客の企画部門を支援するコンサルは本当に適切か

発注サイドの力が弱くなってきて、ベンダにいいようにやられている、なんて理由からか、顧客側の企画部門を支援するコンサル会社が多くなったように思う。 発注サイドは、システム運用の負荷をどうするか、ITガバナンスの維持に力をそがれ、なかなか新しい開…

アーキテクチャは見えない

システムを考えるときには、アーキテクチャは必要。 でも、いったん実装を終えてしまうと、見えない。実装中は具体的なインタフェースとか、クラス構造とか、スクリプトとかで感じることはできる。次に見えるのは、障害があって修正をかけるとき。 それも、…

システム開発の提案書

RFPにもよりけりなのだけど、今の提案書って、会社が違っていても、それほど差別化できるものはない。技術が標準化され、調達品も平準化され、特別、厳しい非機能要件とかなければ、だいたいサーバー構成とかに差は出ないよな。インターネットの商取引とかだ…

業務設計が大事だといっているだろ

どうして、システム屋は、システムの機能でしか物をいわないのか。 業務フローがすごく大事で、業務ルールが大事で、それを設計できる力があってはじめて、システムの必要性や重要性、効率の勘所がわかってくるんだけど、まったく聞かない人たちだ。って、誰…

業態のあり方

IT業界(って感じもしないけど)にいると、どうしても他業界のことは情報システムを提供する視点でしか見れないけども、その業態のあり方、変遷を見ていると、自分のいる業界のあり方もいろいろ考えるきっかけになるなと。しかし、IT業界なんて誰がいってい…

大規模反復型開発

十分に開発の事前条件(対象業務が明確)であれば、基本設計+反復型の実装+システムテスト、リリーステストで十分ではないかと。 いつでもリリースできる考え方ではなく、もちろん、アーキテクチャ確立のためだけど、もうひとつ、開発のリズムを高めるため…

品質保証のこと

久しぶりに書く。 新年早々(じゃないな、もう2月だから、新年1発目)、あまり面白くもない話。 品質保証。今の品質保証の考え方って汎用機での開発を前提に、JavaとかC#とかVBとか、言語レベルでの応用をしているだけじゃないのか?って思った。今のオー…