コンポーネント再利用の幻想
今でも(ソフトウエア)コンポーネントの再利用ができると信じている人がいるらしい。
たしかに、EJBが出たときには、コンポーネント再利用の話が出た。ビジネスコンポーネントとか、ソフトウエア機能コンポーネントとか、いろんな粒度のいろんな目的がごっちゃになって、結果的に何が流通できるレベルだったんだろうかと、疑問に思う。
J2EEのフレームワークレベルでは、あまりにレイヤーがプラットフォームよりで、アプリケーションの再利用を実現するには、さらにもう一層アプリケーションのプラットフォームというか、マザーボードというか、フレームワークが必要なのだ。
現在は、いろんな企業やOSSで、J2EE上のアプリケーションフレームワークが出てきていて、それらに沿った再利用コンポーネントならできそうな気がする。
Springに対するコンポーネントとか。。。
(でも、AOP,DIの世界ではそれってありなのかな?ちょっとわかんない)
さて、いまだ、コンポーネント再利用が必要と信じている人たち。
業務ロジックの再利用があるはず、なんて信じて真剣に取り組んでいるたち。
フレームワークやシステムが使われるドメインの議論なしに、再利用でくると、思っているのだろうか。
世の中汎用的なコンポーネントがあるはずないよ・・・
しかし、他にアイデアがないから、再利用って必要だよね、ってまた総論OK,って線を選ぶとは、、
さてさて、WFの採用といい、要件定義前のFPによる見積もりとか、コンポーネント再利用とか。。。
勘弁してくれよ、と思う今日この頃。