逆の発想に関連して
ゴルフの場合。
肩の力を抜いて、というと、ますます堅くなって、腕に力が入ったりする。
そこで、肩じゃなく、足を踏ん張るようにっていうと、自然に肩の力が抜ける。
不思議なもので、意識をそこにもっていけばいくほど、思うようにならないことはある。
ほめられるのも普通はいいんだけど、ほめられ方もあって、その肘の確度がいいね、って言われるとそれを意識してしまう。
で、それまでなんとなくできていたのが、できなくなる。
プロレベルだと、意識してそれがコントロールできるらしんだけどね。
どこかで体に染みとらせるようなトレーニングをしないと、なかなか言われたぐらいで
できるものではない。
・・・
さて、システム開発で。
品質管理もあれがだめだとか、これができていないとか、だめだめ攻撃で、しかも、きちんと投入しろだとか、目標値が違うとか、ずればっかり指摘して、おおむねうまく言っていたはずなのに、逆に数字だけを追っかけることにもなる。
本当は、メトリックスがどうのこうのって思うよりも、そのメトリックスが無かったらどうするかって考えればいいんじゃないのかと思うわけさ。
つまり、メトリックスに従うことを目標にするのではなく、メトリックスはどういう理由で出ているかをもっと理解し、目の前のプロジェクトにどのように適用するかを考える癖をつけることが重要。
機能の抽出間違ったら、不具合率も、テストケース数も何もあったもんじゃない。
まずは、きちんとやるべき手順を加えた開発プロセスと、見積もりルールを決めて、
そこを意識しないでもできるような訓練をする必要があるんじゃないのかね?