ユーザー企業の内製化はほんとうにいいのか。
ま、そう思うんだといいんだと思う。
結局、システム運用費用をどう見るか、開発費用をどう見るか、迅速性(俊敏か)をどう見るか、価値の設定による。
もっといえば、企業が求める情報システムへの期待度、ビジネスとしての依存度など、によって決まる。
だから、一概に、内製化が進むとか、アジャイルがいいとか、Genexusがユニケージがとか、違うと思うよな。
データベースを使わない弱点はあるし、実装コードがどうなっているかわからないリスクもある。それらを許容できてもまだ利点があるとき、その技術を選択するというだけ。
個人的には、SIerしかできない、システム開発はあると思っているし、それは、絶対的に開発量が多いもので、相互に連携積み上げていかなければいけないものとか、データベースへの依存度が高いとか、、、
今の技術の進化からいえば、技術についていって、新しい技術でチャレンジするには、それなりにとがって、いつもアンテナ張っていないとなかなかそうはいかない。
一方で、Javaみたいに、いつの間にか安定してきて、それがゆえに、成熟度を問われている言語もある。
要は、それにどう対峙するか、技術や技術基盤にどう向かい合うかという姿勢にかかっている。
がんばればできる範囲なら、コストとかスピードとか、いろいろ言い訳する前に、やってやろうと思うかどうかだけだと思うんだけどね。
その気概があれば、外に出してもなんとかなるよ。